民主主義の揺らぎ・・？

さらに言えば、民主主義も揺らぎだ　１１日の鳩山首相
http://www.asahi.com/politics/update/0311/TKY201003110414_01.html

鳩山総理が言っている事は意味不明ですが・・「民主主義」は一つの岐路にあると考えています
個人的には民主党に入れた人はセルフ友愛してくれ・・・ってのが正直な感想w

民主主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9
民主主義または民主政（democracy）とは、諸個人の意思の集合をもって物事を決める意思決定の原則・政治体制をいう。
democracyは、古典ギリシア語のdimokratia(δημοκρατｯα)が語源である。
民主主義または民主政は、歴史的に発展してきた概念であり、その時代、論者によって内容の異なる多義的な概念である。
歴史的に民主政は、衆愚政治という否定的な意味合いが強かったが、立憲主義、自由主義、人権の概念と結びつくことによって近代に至って大きくその意味合いを変じていった概念である。
現代の民主主義または民主政は、立憲民主主義または議会制民主主義ともいわれるが、批判も多い。また、ハンガリーのインターネット民主党のように、昨今の技術革新を積極的に活用することで直接民主主義への復古を目指す政党も存在する。
democracyは、歴史的には、dimokratia(δημοκρατｯα)が語源で、人民支配、人民(主)権の意である。
哲学的には、デモクラシーの日本語訳で、君主に対応する概念（対概念）として「民主」という概念を設け、人民ないしは国民が、支配の正統性および実際の政治権力の双方の意味を含む主権を有するものとして、為政者たる「民主」と、被治者たる人民が同じ（治者と被治者の自同性）であるとする政治的な原則や制度をいう。哲人政治などの治者に何らかの条件を求めるものと違い、治者と被治者の自同性のため、失政による被治者への損害は確実に治者によって補償される。
法的概念における民主主義は、君主制などと対応する概念であり、連邦主義などとは並存するものである。
政治学では民主政・民主主義を区別する必要からdemocracy（民主政・民主制）、democratism（民主主義、民主政イデオロギー、民主制）と区別することがある。民主制はいずれにも使われやや慣用表現。

民主主義といっても色々な意味があるようです。
現状揺らいでいるとすればなんでしょうね？
以下は勝手な自論ですw

システムとしての民主主義

直接、間接の民主主義があります。
直接は全ては国民投票で決める形。
間接は現在の政治家を選出する形でしょう。
(極端な話ですが・・)

現状、直接型はないですね。
仮に実現したとしても有権者が政策を作る事及び、そのたびに参加の必要があり現実的ではないでしょう。
多くの人は参加しない為、一部の人で決まるシステムになること受け合いですw
これでは間接と変わらなくなります。(結局、議会制民主主義になります)

大統領制うんぬんというのは、アメリカの例を見て成功と認識しているので有れば大きな間違いです。
少なくとも、大統領の能力に依存してしまうので有れば、独裁制の方がシステムとしては簡易です。
非常に効率が悪いですしw

そもそも政治システムの問題ではないです。

理念としての民主主義

現代の民主主義は「有権者」が「投票の権利及び義務」、そして「投票の責任」を負うことで成り立っています。
理念は美しく、現実は無残であるとしかいいようがないでしょう。

鳩山総理は「有権者」が選んだ総理です。
民主政権は「有権者の選択」です。

この結果を「有権者の責任」と明確に指摘しない人が大多数です。

民主主義が多数決で決まる以上は、自民政権を望んでいても責任が生じます。
非常に迷惑な話ですが・・

民主主義の理念は、やはり衆愚政治に陥るのでしょうか？
世界各地の政権交代や、国民投票の結果は少なくとも自らの責任を認める形ではないと考えます。

誰にも責任の所在は明確であるのに、責任を認めない・・
これが是正されない限りは、民主主義は衆愚政治に陥るでしょう。

何より問題なのは、民主主義に変わる政治システムは構造的に失敗してきた為、代替案として提示できない事です。
 

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