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口蹄疫についてのメモ-7
http://a9bqmeygvg.blog.shinobi.jp/Entry/1584/

読売の報道がかなり無茶苦茶だな・・・
こんな報道だから批判されるのに・・orz

宮崎9市町長、口蹄疫ワクチンに同意せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100521-00000111-yom-soci
口蹄疫(こうていえき)問題で、宮崎県内の9市町の首長が20日、山田正彦・農林水産副大臣と面会し、農家への説明が不十分だとして、現時点では殺処分を前提としたワクチン接種に同意できないと伝えた。

 また補償の大枠として1000億円を確約するよう求めた。9首長は交渉を東国原英夫知事に一任。これを受け、知事は21日、山田副大臣と交渉に入る。

 面会したのは、殺処分の対象区域に入っている宮崎、西都(さいと)の2市と、川南(かわみなみ)、都農(つの)、新富、高鍋、木城(きじょう)の5町と、対象外だが隣接する綾、国富町の首長。

 家畜伝染病予防法では、ワクチン接種は都道府県知事の権限で強制的に実施できるが、殺処分は財産権の侵害にあたるため畜産農家の同意が必要になる。
山田副大臣は「強制的に接種する考えはなく、できれば同意してほしい」と話した。


上記を読むと明らかに宮崎県や畜産家の問題のように報道してます。
しかし、宮崎県知事HPの部分を読むとかなり違います。

全頭殺処分
http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-10540019967.html
先日の定例記者会見で僕が発言・答弁した内容が、一部切り取られて偏向的に報道されたらしい。そういうメールや書き込みを全国から多数頂いた。
 どの部分がどのように報道されたかは分からないが、記者会見の内容全ては県HPの動画で見れるようになっている。
 また、その記者会見の内容を忠実に書き起こしして頂いた方もおられるようで感謝を申し上げたい。何が正しくて何が間違いか? 情報の受け手が公平・公正に判断出来る時代である。
特に、ネット系の情報ツールが発達した今日、最早、メディアがバイアスがかかった報道をすることは不可能な時代なのかも知れない。

 本日までに新たな確認15例。殺処分対象7,102頭。場所は、川南町・都農町・新富町・高鍋町。これまでの累計146例、殺処分対象125,266頭。拡大は広がる一方である。

 国の方針として、移動制限区域内のワクチン接種(結果全頭殺処分)実施が発表された。しかし、このことはずっと言わせて頂いて来たが、ワクチン接種は、対象農家や関係農家等への十分な生活支援・経営支援・再生支援がセットでないと地元の了解はとても得られない。対象農家を始め、地元の理解と協力が得られなければ、ワクチン接種など出来ない。

 国には、どれくらいの、どんな支援をして頂けるのか?早急に明示して頂く必要がある。カネのことばかり申し上げて申し訳ないし、農家さん達や関係者の気持ちやこれまでのご労苦や努力はカネには換えられないことも十分理解しているが、農家さん達や関係者の現実の生活がそこにあるのだ。
 
 今日も協議の中で、山田副大臣には以下のことを口頭で申し入れた。「国の対策本部長である首相から、大枠で例えば1000億円なら1000億円、早急に最低限手当するので、ワクチン接種や早期出荷等を含めた拡散防止に協力頂きたいというメッセージを頂きたい」

 「国が、国が・・・と言い過ぎる」と先日も記者から指摘があったが、これは広域の法定伝染病や広域災害と同様、既に一自治体の範疇を完全に超えている。
これはもう国家防疫、国家の危機管理として、国の責任において対策が求められる。
そのための国の防疫対策本部ではないのだろうか。

 地元は別に地域エゴを主張している訳でもなく、蔓延防止に抵抗・非協力ということでも決していない。これ以上の拡大を止め、一日も早く終息することは関係者全員の共通の切実な願い・思いである。その為に、関係者は全力で取り組んできた。県として出来うる対策・措置は講ずるし、これまでもそうして来た。
 ただ、ワクチン接種による結果全頭殺処分となると、疑似患畜は勿論、健康な牛や豚も殺処分対象となる。農家の方々の無念や悲しみや落胆を思えば、そうそう簡単にやれるものではないということである。大変な覚悟が必要になる。その事を国にはご認識頂きたい。
 
そりゃ対象農家への支援内容も不明でとりあえずワクチン接種しろでは無理ですよ。
どのように保障するかの枠組みも見えない。
最低限の手当てといっていた1000億円も口約束レベル。
しかも、民主党の口約束は総理でも平気で覆りますから・・・そんなもん信じられるわけがない。


ワクチン接種見送り 準備間に合わず 口蹄疫問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100520-00000636-san-soci
 
宮崎県で牛や豚の家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)が拡大している問題で、政府と県は20日、発生農家から半径10キロ圏内の家畜に対して行う予定だったワクチン接種開始を見送った。接種計画の策定や態勢整備が間に合わなかったためという。ワクチン接種時期について、赤松広隆農林水産相は19日の会見で「きょう以降ただちにやる」としていたが、いきなりつまずいた形だ。

 現地対策本部では20日、農水省の山田正彦副大臣が同日中のワクチン接種開始は難しいとの見通しを表明。開始時期についても「できるだけ早く」とするにとどまった。

 政府は、発生農場以外でも半径10キロ圏内で、すべての牛・豚約20万頭にワクチンを接種して一時的に症状や感染を抑えた上で、殺傷分する方針だ。すでにワクチン20万頭分は現地に届いているが、農水省によると、膨大な数の家畜に対して効率的に接種するための作業順序や人員配置を定める計画の策定が間に合わず、開始できないという。
 
 
郡司農林水産副大臣記者会見概要
http://www.maff.go.jp/j/press-conf/v_min/100520.html
記者

地元から、「殺処分には応じたくない」というような声は届いていますか。

副大臣

今のところ、私どものところに、そのようなことは届いておりません。ただ、現地の方で、どのような声が出ているのか、届いている情報としては、今のところ、私の方からは、ないということでございます。

記者

ワクチンですけれども、現地の会見ですと、「ワクチンそのものは届いているんだけれども、獣医師がいなくて、できない」ということでしたけれども、それは、改めて、事実関係の確認と、あと、ワクチンを使うというのは、もう、方向性として、かなり見えていたわけで、何で、その獣医師も、すぐに打てるような体制にできなかったのかという疑問があるのですが、そこは、いかがでしょうか。

副大臣

新たに、対策本部として、獣医師50人を増というようなことも決めさせていただきましたし、それ以外のところからも、使える獣医師の数とか、その他が、今、上がって来ている状況の中で、現場の方としては、最大限のやりくりをして、また、九州それだけではなくて、全国からの、その調整をしているということだろうというふうに思っております。
絶対数から言って、例えば、一日、二日、三日というような形の中で、全頭が終わるかどうかということになれば、相当、厳しい数字ではあろうというふうには思いますけれども、与えられた範囲の中で、最大限行うということでの調整を行った上で、一両日中には行えるという判断を現地の方がしてくれているというふうに思っております。

この後に及んで「現地の方がしてくれると思っております」か・・・
自分達が当事者で、解決の為の提示する意志がないのかな?
明確な保障条件なしでとりあえず殺処分確定のワクチン接種応じろは通じないでしょう。

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無題
ついに口蹄疫のワクチンを接種することに決めたそうです。
関係者のご無念はいかほどのものかと・・・・
心が痛みます。


東知事のツイッターから↓

先程、記者会見させて頂いた。とうとうワクチン接種である。関係農家の無念・悔しさ・苦悩・失望はいかばかりか。本当に辛い。断腸の思いであります。本当に申し訳ありません。口蹄疫封じ込めのために、どうかご理解・ご協力を心からお願い申し上げます。
24分前 Echofonから

http://twitter.com/higashitiji

ゆきの 2010/05/21(Fri)23:55:39 編集
Re:無題
>ついに口蹄疫のワクチンを接種することに決めたそうです。
>関係者のご無念はいかほどのものかと・・・・
>心が痛みます。

本当に残念ですね。
せめてもっと早い段階でと思ってしまいますが・・・
関係者を逆撫でするのは普天間問題と同じくの構造なのがなんとも・・
【2010/05/22 16:51】
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